唐土終南山の麓に住む者(ワキ)が、
都に上る途中、呼び止める者(前シテ)があり、
何事か尋ね、名をたずねると、
自分は鍾馗という者と己の境遇を語り、
真の姿を現そうと消え失せる。
〜中入〜
法華経を読誦して弔っていると、
鍾馗の神霊(後シテ)が現れ、
悪鬼を退治して国土を守護しようとする
その誓願の威力を示す。
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村上アーカイブス
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