重要無形文化財保持者(総合認定)
シテ方 観世流準職分
【略歴】1974(昭和49)年 2月22日生 京都府向日市在住
幼少より京都・故 井上嘉介師、井上裕久師、祖父 佳弘・父 潔司に師事。
3歳「鞍馬天狗」花見にて初舞台。 同志社香里中・高へ進学、同志社大学在学中に
井上師の内弟子として修行。 平成13年に準職分を取得し、独立。
石橋・乱・千歳・道成寺を開曲。
吉田嘉謡社副社主として、平成4年より京都で「花の能」を公演するなどの
演能活動の一方で、3代目吉田嘉謡社社主として、
京都各所・岐阜各所・京都・ 大阪・ 福山・広島・尾道に稽古場を持って
謡曲・仕舞の指導を行っている。
また、毎年5月の「尾道薪能」ではシテ(主役)を務めている。
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