三熊野に参詣した僧(ワキ)が、都に上がる途中、蘆屋の里にて一夜を明かしていると、うつほ舟に乗った者(前シテ)が現れたので、名を訪ねると、頼政の矢先にかかって死んだ鵺の亡魂と答え、その時の事を語り、弔いを乞い、消え失せる。
−中入−
僧が読経していると、鵺(後シテ)が現れ、頼政に退治された事を語り、なお回向を乞い、消え失せる。
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村上アーカイブス
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