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西国方にいる僧(ワキ)が都見物に出て、須磨の浦生田の川に着くと、若き里人(前シテ)が現れる。そこで、梅の木を見て、これは名木かとたずねると、昔 源平の時代に梶原源太景季がこの梅花一枝を折り、箙にさして笠印とし名を挙げたので、この木を箙の梅と称する話を語り、昔の一の谷の様子を語る。その後、実は自分がその景季の幽霊だと名乗って消え失せる。(中入)
僧が花の木陰で寝ていると、若武者姿の霊(後シテ)が現れ、修羅道の苦しみ、戦いの様子を語った後、僧に弔いを頼み、消え失せる。 |
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