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京都紫野雨林院の僧(ワキ)が一夏の間立花供養をしていると、ある日一人の女(前シテ)が来て白い花を供えたので、花の名をたずねると夕顔の花と答え、女の素性をたずねると、五条の辺りの者とだけ答え消え失せた。
−中入−
不思議に思った僧が五条に来てみると、荒れ果てた一軒の家に夕顔の花が咲いているので、源氏物語の昔を偲んでいると、半蔀を押し上げて女(後シテ)が現れ、この家での源氏の君と夕顔上との契り話などを語り舞を舞うが、夜の明け方に、僧の夢は覚める、という物語。 |
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※立花供養という小書きがつくと、舞台正面に華が生けられ作物が変わります。今回は、池坊尾道支部
小林明先生に生けていただきます。 |
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2010 村上アーカイブス All Rights Reserved. 撮影/村上宏治・麻生祥代 デザイン・制作/吉永直樹
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