「一時」と「時々」
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「曇り時々雨」と「曇り一時雨」どちらが雨の降られる確率が高いでしょうか。どちらも 同じように思いますが、「時々」は予報時間の1/4以上1/2未満雨が降り、「一時」は
予報時間の1/4未満雨が降り続く場合用いられます。たとえば、予報時の日中の場合、 12時間として「時々雨」が3時間から6時間雨が降り、「一
時」は3時間雨が降り続く ことになります。ということで「時々雨」の方が雨の降る確率は高いわけです。
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宵の内
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もう一つ、気象の話。「宵の内は雨ですが夜半前から雨も上がり、曇りとなるでしょう」 なんていう予報を聞いたことがあるだろう。この「夜半前」や「宵の内」、いつのことか
わかりますか。天気予報では1日を0時から8当分3時間ごとに区切り、0時?3時を「午 前3時頃まで」といい、3時?6時を「明け方」、6時?9時を「朝の内」、9時?12時
を「昼前」、12時?15時を「昼過ぎ」、15時?18時を「夕方(夕方前)」、18時? 21時を「宵の内」、21時?0時を「夜遅く(夜半前)」となります。
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「定礎」
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「定礎」。この字どこかで見たことはないだろうか。意味は、建物の土台を定め、着工す ることだが、そう、ビルの玄関横にある「定礎 平成8年8月吉日」とか書かれているプ
レートである。実はこのプレートの奥に箱があり、この中にその当時の新聞や硬貨などが 納められているのだ。あちこちにタイムカプセルがあるわけだ。
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硬貨のお話
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日頃お世話になっている硬貨についてどれぐらい知ってますか。現在製造されているのは 500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類で、製造元は大蔵省造幣局、
発行は国がおこなっています。(ちなみに紙幣は大蔵省印刷局が製造し、日本銀行が発行 しています。)500円玉の素材は銅とニッケルを75:25で混合した白銅で直径26.
5mm、重さ7.2g。100円玉も同じ素材で直径22.6mm、重さ4.8g。50 円玉も同じ素材の白銅で直径21.0mm、孔径4.0mm、重さ4.0g。10円玉は
銅、亜鉛、すずを95:4:1から95:3:2で混合した青銅で直径23.5mm、重 さ4.5g。5円玉の素材は銅と亜鉛を60:40から70:30を混合した黄銅で直径
22.0mm、孔径5.0mm、重さ3.75g。1円玉はアルミニウムが素材で直径2 0.0mm、重さ1gです。
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日本酒の基準
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日本酒の品質は普通等級によって判断されてきたが、これが廃止され、かわりに製法品質 表示基準が実施された。もっとも、等級による基準は国税庁が納税のために勝手に格付け
しただけだったのだが。そこで製法品質表示基準について。
大吟醸酒・・・精米歩合が50%以下の高精白米で造られた酒。
吟醸酒・・・精米歩合が60%以下で低温発酵させたもの。
純米酒・・・米と米麹、水だけを原料に造られたもの。
本醸造酒・・・純米酒造りの最後に、醸造用アルコールを添加した酒。
普通酒・・・本醸造酒より添加アルコールが多い酒。
ちなみに、純米酒は燗ににするとくどくなってしまうので冷やがおすすめ。逆に本醸造は 燗にするとまろみが出るので燗がおおすすめである。
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