古澤流家元、古澤侑の長女。現在、副家元 東家元を兼任。
伝統の舞である『地歌舞(じうたまい)』を継承し、古典の発展と普及に努めている。
姫路城に伝えられた「御殿舞(ごてんまい)」も修めている。
古典を踏まえつつ、邦楽以外にも様々なジャンルとのセッションを試み、
又、詩や絵を題材に振り付けするなど、数々の実験的活動を重ね独自の舞の世界を
築きあげている。
『雪月花1〜5』など、シリーズ化した企画公演も多数手がけている。
花博、ドイツブレーメン音楽祭、日本デザイン会議秋田など
日本国内及び海外各地【アジア、ヨーロッパ、米国、アラブ諸国】における派遣招聘公演多数。
伊勢神宮、元伊勢籠神社、清水寺や天龍寺、大覚寺などでの奉納公演も多い。
グリーンリボン新人賞、大阪芸術祭賞、京都芸術賞など受賞。
2002年より十年がかりで「源氏物語 五十四帖」を舞に作品化する『源氏舞』の制作を計画。
年間に2〜4回の公演を主催している。
2004年は四月に長野の長谷寺、5月に埼玉の勝福寺、十一月には東京青山の銕仙会能楽会館で開催。
毎年ヨーロッパでも開催の予定。2004年、パリ、ベルトンポワーレで序章を公演した。
また、古典では2004年、京都「高台寺」での第一回を始まりとして
毎年地歌舞『雪』を公演の予定。
それ以外にも演奏家、西松布咏氏と共催で古典作品の会『玄 kuro』を
2003年の青山銕仙会能楽会館での公演を皮切りに各年開催の予定。
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