病は気から!?
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「プラシーボ効果」というのを知っていますか。これは、まったく効果のない薬を効く思 って使用すると病が治ってしまうという心理的効果。「越中富山の薬屋は鼻くそ丸め
て・・・」なんて言葉があるが、心の持ちようで薬の効果も変わってくるかな。
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ビールびん
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飲み屋に行って、ビール大びんを頼む。さてこの大びん、どれぐらいの量が入っているだ ろうか。答えは633ml。なんでこんな半端なのか。昭和19年ごろのこと、
大びんといえば4合(720ml)が普通であったが、実際には会社や工場によってまちま ちだった。これは当時の税金が釜の容量で課税されていたためで、これが昭和19年以降
出庫量に対して課税されることになった。これで問題になるのが、ビールびんの内容量で、 各社で統一しなければならない。当時は戦時中でもあり、ビールびんを作り直す余裕もな
くとりあえず各社のうちでもっとも内容量の少ないびんにあわせたのである。
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「東京」てどこ?
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高速道路などでよく「東京 75Km」なんて標識を見かける。この「東京」、いったい どこなのか。都庁は新宿にあるから新宿?。いやいやこれは、江戸時代から東京の中心と
して知られている日本橋。国道1号、4号、20号なども日本橋が起点になっている。
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初めてのような、いつかきたような?
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確かにはじめてきた場所で、「一度前にも来たような・・・」なんて妙な感じにとらわれ たことはあるでしょう。これは「既視感」といわれるもので、記憶の関連づけである日時
が曖昧になってしまった場合に起こるようです。過去に似たような場面に遭遇しているに も関わらずそれが「いつ」であるか思い出せなくなり、「一度前にも来たような・・・」
という感じになるわけです。また、「自我の一時的分裂」ともされ、例えば、ワープロで 文章を作成している最中に電話が鳴り応答します。電話での会話が終わって再びワープロ
に向かったとき、「前にもこの文章書いたことが・・」とは思わないでしょう。しかし、 分裂が起こると、ワープロで文章を作成している「今の自分」が電話に応答することで「い
つだったか」という曖昧な過去にインデックスされ、再びワープロに向かったとき、「前 にも・・」ということになってしまいます。このような現象は精神的に疲れている場合な
どに起こるので、こんな現象が度々起こるようなら精神的にリフレッシュした方がいいか も!!。
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トイレはどこだ?!
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街でトイレに行きたくなったとしよう。近くにデパートがあり、ここのトイレを借りると しよう。さてトイレはどこか。たいていのデパートのトイレは正面玄関からもっとも奥に
位置しているはず。なぜか。これはちょっとした用事でもより多く店内を見てもらうため。 また、「噴水効果」とか「シャワー効果」とかいわれる工夫がデパートでは行われている。
「噴水効果」とは主に地下の食料品売場に多くのお客を集め、上階へエスカレータなどで お客を導くというもの。「シャワー効果」とは最上階にバーゲンなどのイベントを行い、
ついでに階下で買い物をしてもらうという工夫。このようにデパートでは様々な工夫でお 客の滞在時間を延ばし、売り上げを伸ばす努力をしているのだ。
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