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夏、5人の男がタコ釣りに出かけたのです、見よこの顔とばかりに緩みきったその表情から想像できるのは只一つ、『ストレスの放出と、海からの恵みに心身がホグレナゴムこの快楽』タコ釣り45年のベテラン漁師のご夫婦が気を使ってくれて『あんたらが、釣れんかったら、いけんけー』と用意をしてくれていたイケスのタコを見ながら奮起する5人でした。

  不思議なものでなぜか心に私が一番大きいのを吊り上げてやろう…なんて想像するものですね、心地良い競争心と闘争心はやがて一人が吊り上げる事で半減するものですね、何だかそのときだけは呉越同舟の気分も少し感じていますが、それは些細な嫉妬である事に気がつくもので、その頃でしょうか漁師のおばちゃんがイケスからタコを一匹『ソロソロタコ刺しでもしょうか。』見事にタコの急所に止めを刺すわけですが見事なものでした。  

   これは便利、合理的だ船の横から引出しを出すとなんと流し台に成るわけです、そしてそこで先ほどまでのタコが刺身に成って行く訳です、そして後はまな板の上でおばちゃんの包丁さばきが舞い踊りますね、そして乱雑に盛りつれられたタコ刺しを『醤油とワサビはこっち、早よー食べなさいよー』そのブッキラボーな言い方は久しぶりに聞くお袋の口調を思い出させてくれました、アノお袋のでっかいケツ…・・アレこのおばちゃんのケツもでっかいぞー、やっぱりお袋に良く似てますね。私はこの一枚の写真がとても好きです。

   海の上の開放感から来る無防備な感情でしょうか、この御ケツから来る昔の情景、とても幸せな感情が蘇ってきました。
   さてさてタコ釣りはイッタイどうなったのでしょうか、この日はたったの3時間しか海には出ませんでした、しかし結果はほらごらんのトウリ、バケツから溢れるタコ達しばらくはタコ尽くしが待っていますでしょうね。

   そして船の上で食べたタコ飯、絶品ですね、漬物とお茶しかない素朴なものですが後で胃もたれするのを忘れて3杯も食べてしまいました。しかも大きな男達がまるで子供のようになってお行儀良く並んで座って食べる姿、結構新鮮で笑えましたよ。やっぱりおばちゃんの御ケツの魅力でしょうか。
   この日は瀬戸内の海を満喫した日でした、心も体も心地よく日焼けしてくれました。 『海は〜広いな、大きいな〜、行ってみたいな、よその国〜……』そんな唄歌っていましたね、アレはイッタイ何年前だったのでしょうね…・幸せな時間でした。

  遊漁船を御願いしたのは元川さんでした。とても素敵な親切な人でした。 ご家族で行かれてみても良いですよ、素敵な体験でした。 急がないとタコがホラホラ逃げ出していますよ。

元川 勝人さん
尾道市沖側町10-35電話0848-22-7035  

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