写真とエッセイで綴る稜線山海帰
今、人は自然がくれるメッセージに耳を傾けられるか・・・
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那智の瀧








那智の瀧
作品ナンバーG 「那智の瀧」

昨年夏前に出かけた那智の滝です。
一の滝・・・・二の滝・・・・そして三の滝。
この一の滝が代表格の那智の滝です。
会場正面左にありますこの写真です。

          ◆ ◆ ◆

那智滝とは、山伏を始とした、
瀧篭修行の行場として扱われた48もの滝(那智四十八滝)の総称であったようです。
現在は、一般に那智滝として知られている滝は一の滝を指していまして、 那智山一帯は、滝に対する自然信仰の聖地でありました。
一の滝は現在でも飛瀧神社の御神体であって、
飛瀧神社の境内に設けられた滝見台からその姿を見ることが出来ます。
滝の落口の岩盤に切れ目があり三筋に分かれて流れ落ちるその姿は、
三筋の滝ともいわける那智の大滝です。
苦しい山の修行を終えやっと一の滝に辿り着いた山伏達は、
その滝の荘厳さに観音様を見るといいます。
この一枚の写真に観音様を見ることができますでしょうか・・・・・
コジツケかもしれません、 しかし多くの修行者はこの写真の、
この場所を見て拝むのです。
ある人には不動明王・ある人には観世音菩薩・ある人には如意輪観音菩薩・・・・
成し得た人には、苦しむ人には、平穏に過ごす人には・・・・

両手を合わす仏が見れるとか・・・ 見えましたか?
滝には不思議な力と、不思議と感ずる特定のことがあります。
公的なメールの中では書き込むことが出来ませんが、
会場でお会いすることがありましたら、
大人の方のみにご説明します。 御神体・御神木・・・・
人は自然の各所に神を感じ、仏を見てきたのでしょうね。
大切な日本人の心根です。



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会期:2008年8月28日(木)―10月12日(日) 入場無料
尾道白樺美術館[尾道大学] 午前10時〜午後6時(休/火・水)
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