写真とエッセイで綴る稜線山海帰
今、人は自然がくれるメッセージに耳を傾けられるか・・・
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蓮の花


蓮の花
作品ナンバーE 「蓮の花」

会場に900×1800ミリの大型の写真パネルが
何点かあります。
その中に2点の蓮の写真があります。
一点は蕾、もう一点は開花した蓮です。
この作品は私としては初めて成功した柔らかい色再現の写真です。
私にもこんなに柔らかい作品を作る事が出来るのか・・・・
まだまだ色に対して追い求める事が出来るかも・・・・と、
思った二点です。
会場ではフィルター効果とか、
デジタル効果だと言われる方がおいでになりますが、
今回の個展には一切の加工はしておりません。
全て撮りおろしで、
レンズを通った光がフィルムに焼き付けて表現されたもの達です。

          ◆ ◆ ◆


蓮の花の蕾は仏教の考えでは悟りを開くために修行中を現します。
蓮の花の開花は悟りを開いた意味を持たせます。
観世音菩薩が手にしている花瓶に蓮の花があります。
蕾の蓮をお持ちの観世音菩薩は悟りを開こうとしている意味になります。
開花した蓮の花をお持ちの観世音菩薩は悟りを開いた意味になります。

前者の観世音菩薩にお願い事をするときには、
その御本尊様が・・・・・
よしよし、私も悟りを開こうとしている身だから一緒に考えようぞ・・・・
と成ります。

後者の観世音菩薩にお願い事をするときには、
よしよし、解った願いを叶えてあげるが、
・・・・・お前はどう精進するのか・・・・みてやるぞ・・・・
と少々キツイ心眼でしっかりと見てくれます。
願掛けをするときにはこの後者の仏様が良いかと・・・・
ただし厳しいですよ。
蕾と開花を共に持つ仏様がいます。
とても珍しい仏様ですが・・・・・
慈悲慈愛を現し、
前者後者の意味を持ちます。
浄土寺御本尊様がその珍しい仏様です。


   

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会期:2008年8月28日(木)―10月12日(日) 入場無料
尾道白樺美術館[尾道大学] 午前10時〜午後6時(休/火・水)
Copyright(C) 2008 写真家 村上宏治 All Rights Reserved.
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