広島に投下された原子爆弾
原子爆弾レプリカ
 広島の上空580メートルで爆発した原子爆弾は、約1キログラムのウランの原子核が分裂したもので、そのエネルギーはTNT火薬の15、000トンに相当します。
 ウランの核分裂にともなって、初期放射能(ガンマ線と中性子)と残留放射能がつくられました。中性子は瞬間的に放射され、ガンマ線は20秒後まで強く続き、残留放射能はガンマ線とベータ線を出しながら長く残りました。また、爆発点を中心に発生した高温・高圧の火球は1秒後に最大直径280メートルに達し、3秒後まで強い熱線を放射して、約10秒間輝きを続けました。さらに、火球の圧力で発生した爆風の先端をすすむ衝撃波は、30秒後に爆心地から約11キロメートルの距離まで達しておとろえました。


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