核の冬
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 大規模な核戦争がおこると、核爆発の直接の被害によっておびただしい数の死傷者がでるだけでなく、大火災によるススと核爆発にともなう放射性のチリが、太陽光線をさえぎり、気温がいちじるしく低下します。「核の冬」と呼ばれるこの状態は、世界的な全面核戦争では地球的規模で数ヶ月間も続くといわれています。
 核の冬が出現すると、食料生産が大打撃を受け、また多くの生物が死滅するので、全面核戦争の場合は全人類が飢餓に直面するでしょう。
 また、核の冬が終わったあとも長い間、放射性のチリが地球上空を取り巻いて存在するので、異常気象と死の灰の降下が続きます。そのため、食料不足に加えて放射線に起因する病気が広がります。


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