投下目標にされた都市
LITTLE BOY
1945年・アメリカ側の動き
4月 原爆投下を研究する地域を次のとおり選定。
東京湾、川崎、横浜、名古屋、大阪、神戸、京都、広島、呉、八幡、小倉、
下関、山口、熊本、福岡、長崎、佐世保。
5月 投下目標を京都、広島、新潟にしぼる。
6月 投下目標地から京都を除き、小倉、広島、新潟を目標に設定。
7月 広島、小倉、新潟、長崎に投下命令。(26日)
広島を最優先目標に決定。     (31日)
8月 目標から新潟を除外。(1日)
攻撃日を6日、投下目標を広島、小倉、長崎とする最終命令。(2日)
広島に原爆投下   (6日)
長崎に原爆投下   (9日)
何故日本であったのか。
 日本本土の上陸作戦、暗号名はオリンピック作戦となずけられ、11月の作戦に向けての被害状況を算出していた。米軍戦死者4万人と算定、43年5月にアメリカ側は太平洋上のトラック島に集結中の日本艦隊を目標とされていた。日本に対する目標決定は、万が一回収されても、日本側は技術的な開発能力はなく、また報復攻撃の心配は全くないと判断。
 選考の基準は、軍需基地があり、住宅があり爆発の威力が十分発揮し、その成果が観測可能であること、対比可能な条件である為、被害の今までにない都市、であること、広島は捕虜収容所がないため第一目標に選ばれた。


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