傷つけられた胎児
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 原爆が投下された際、母親の胎内でその放射線を浴びた胎児のなかには、障害を背負って生まれた例があります。いわゆる「原爆小頭症」の患者です。
 知能発達の遅れや生まれながらの身体障害をもつ患者たちは、これまで肉親の手厚い介護で生き抜いてきました。しかし、高齢期に入る患者たちは自立が難しいだけに、肉親亡きあとの援護が今後の大きな課題となっています。
 「原爆小頭症」は、原爆放射線がまったく罪のない胎児でさえも傷つける、という典型的な例です。


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