占領軍とプレスコード
ABCCの設置  敗戦で日本は約6年8ヶ月間、連合国軍に占領され、広島は英連邦軍の管轄下におかれました。
 占領政策のなかで、とくに1945年(昭和20年)9月実施のプレスコード(報道遵則)は、出版・報道への検閲を強め、原爆報道についてはとくにきびしく規制を加えました。長い間、原爆被害の全容や原爆の意味が全国に広まらなかったのはプレスコードも一因でした。
 また、プレスコードは原爆を描いた小説の削除、原爆の画集の発表禁止に適用され、心理的な圧力が大きかったといえます。占領期が終わると、原爆関係の記事や出版物は急に増えました。


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