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「仕事がゼンゼンはかどらない!!」
「仕事を追っかけたいのに、追いかけられている!」 という人は少なくありません。
それもそのはず、仕事はその気になれば無限にあるのですから(これで満点という終着点はない)、
その圧倒的な量のタスクに追われるのも仕方ありません。
それを長時間労働でなんとか乗り切ろうという人も少なくありませんが、私はあまりオススメしません。
一定量以上の労働は、どうしても疲労が蓄積していって、仕事の効率を著しく低下させます。
それよりも、時間当たりの効率をできるだけアップさせることをまずは考えましょう。 |
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仕事というか、生活全体の効率化のために、まっ先にオススメしたいのは『早起き』です。
早起きについては、書籍などもたくさん出ていますし、
それが良いことだという認識は多くの方にあります。
にも関わらず、それを実行できる人はわずかです。
その理由のひとつは、早起きする目的を明確にしないまま、やみくもにチャレンジするからでしょう。
「なんのために早起きするんですか?早起きして、何をするんですか?」
という問いへの答えをキチンと用意することです。 |
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早起きのメリットは、大きく内的なものと外的なものに分かれます。
内的なものとは、つまり 1. 『頭がスッキリしていて、仕事の効率が良い』ということ。
なぜ、朝のほうが頭がスッキリするのか?なぜ集中できるのか?
学術的な面から証明することは私には出来ませんが、経験的に間違いなくいえる事実です。
外的なものとは、多くのビジネスマンにとって、 2.『朝イチから動くひとには仕事のしやすい
環境が与えられる』という事実を指します。
一番わかりやすい例が、通勤電車でしょう。
通勤ラッシュを避けて、一時間(できれば二時間)早く電車に乗れば、
多くの場合座って通勤できるでしょう。
満員電車でギューギューにされていては、その時間を有効活用するのも難しいでしょう。
でも、座っての通勤ならば、色々なことができます。
仕事に関する本を読むにせよ、一日の予定を手帳に書き込むにせよ、自由です。
なによりも、朝からラッシュで体力を奪われないというのが、
大きなメリットです(体力はほんとに大事ですよ!)。
早起きに限らず、大多数と違うリズムで生活することのメリットというのは数多くあります。
あと、上記2つに加えて、おまけの効果として 3.『自尊心が高まる』というのもあるでしょう。
早起き生活をしていると、起きるのが遅い人たちよりも凛とした空気があって、
それでいて優雅な時間を過ごしている感覚になります。
そういった時間を過ごすことが自尊心を高めてくれます。セルフイメージといってもいいですかね。 |
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これらのメリットをいかすことが出来る、
ベストマッチな「朝起きてやること」を設定することが早起きの条件です。
もう一歩踏み込んでみましょう。
早起きにこれだけのメリットがあっても、それでもやはり、慣れないうちはツライものです。
フトンの誘惑にヘコタレそうになるものです。
だから、早起きしてやるべきタスクというのは、『やっていて楽しいもの』であるのがベターです。
そうすれば、その楽しさが早起きすることの手助けをしてくれます。
早起きしてやる作業に、やっていてツライ作業を持ってきてしまうと、
かなりの確率で早起きが定着しません。
早起き自体のツラさにくわえて、作業もつらければ、当然へこたれる可能性はとても高くなりますよね。
朝一番を、楽しくクリエイティブな仕事でむかえることができたら、
その日いちにちがステキになりそうな、そんな気がしませんか?! |