TOPページへ 気まぐれ日刊情報 村上宏治の東方見聞録
愛犬ジャジャの躾け
私にはとっても大切なワンちゃんがいます。
犬種で言いますと、『雑種』・・・最近は『ミックス』と言うようですね。
まぁ、愛犬となったらブッキラボウニ『雑種』というよりは
『ミックス』の言い方のほうが差し障りはないですね。
ただ私の尊敬する会社で株式会社ミックスがあります・・・・
何とも変な気持ちです。
ジャジャも大好き○○堂
ずんっ!!!  
飼い主のヒイキメかもしれませんが、
私の愛犬JaJaとその娘Mogはとてもいい子です。
話は尽きない程にエピソードが御座いますが、
とりわけ驚きが1年と少し前にありました。
私の続く高熱、納期をすぐそこに控えラストスパート、
倒れるわけには行かない、やりきるぞと気力で頑張っていたとき、
JaJaがうつろな目をしていました。
見れば涙を流してるようにも見え私に寄り添うのです。
もう12歳を迎える老犬ですので私から見ればお別れを予感した
JaJaが挨拶に来たのだとも想っていました。
私が横になると寄り添ってきます。
数日たってもそのイタイケナ悲しみに満ちた表情は変わりません。
寒いのは苦手なのよ〜
熱が下がらず少し気を抜いたのか、
私は立てなくなり救急車で運ばれました。
それから一ヶ月を迎える緊急入院・・・・
肺機能低下で右肺を無くしたのです。

退院してJaJaに会った時猛烈な喜びようでした。
気が付きましたね・・・・
JaJaのお別れの挨拶はJaJaが行くのではなく、
私が違う世界に行きそうで、その事が犬には解ってたのですね。
それで寄り添ってくれてたのでしょう。

多くの人がスタジオに来てはこのワンちゃん賢いと言います。
躾けもバッチリですし、どうやって躾けたのかも聞かれます。
  なにそれ!?美味しいの?はぁ〜あ。。
 
簡単です。
犬としての扱いは守りますが、犬としての尊厳と、
家族としての約束と、目を見て話す事。
これだけをしました。
手を上げることもせずにね。
多くのワンちゃんは叩くまねをすると肩をスクメますが、
JaJaやMogは全く在りません。
人がご飯を食べていてもおねだりはしません。
トイレもちゃんと教えますし、体内時計はまことに正確です。
時には信じてもらえませんが、人と犬とがお話も出来ます。

強いてした事と言いますと、
生まれてすぐからトニカクお話をしてあげました。
それだけなのですが・・・・・

先だって本屋で立ち読みをしました。
どれも理想論としか取れないのですが、
犬のしつけ(トレーニング法)に関しては、いろんな本が出ており、
専門雑誌などにも記事がよく出ていますが、
じつはよく中身を読んでみると少しずつ言っていることが違います。
ですが方法論はさまざまでも、その根底にある考え方はひとつであるべき。
では、その根本の根本とは?
 
犬と飼い主は愛情あるしつけによって固いキズナで結ばれる!

しつけの理想は「命令」ではなく「合意」
されるがままです犬

命令されて芸をする犬ではなく、
すすんで飼い主に従う犬に!
飼い主は犬のリーダーにならなければならない
というのをよく耳にします。
それはたしかにわかりやすいですが、
どこか一方的な、
犬に人間の都合に合わせて行動させるよう
指示を与えるための命令系統と考えると、
ちょっと違うんじゃないのと言いたくなります。

   
たしかに「マテ」「ツケ」「コイ」と、
言葉は命令口調ですが、
その裏には人と犬との信頼関係があるはずですよね。
してはいけないことをさせるのは問題外でしょうが、
飼い主さんが 「わたしはこうしてほしいな」
と思ったことを口にする、
犬はその意図を組んでみずから進んで
それをやるというのが理想でしょう。

つまりしつけが「犬にとって嫌なこと」だったり、
ストレスを生む原因になるようでは意味がない。
犬は祖先がオオカミだから上下関係のはっきりした群れ社会にいることが
精神的に安定すると専門家たちは言います。
しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしの例えどおり、
あまりに露骨な上下関係の強要や「力で屈服させる」やり方には、
わたし個人としては反対です。
陽だまりの中で 一歩間違うと子犬が壊れる!

専門家であるはずのトレーナーでも間違うことはある。
わたしの友人がテレビや雑誌で有名なトレーナーの
しつけ教室に参加したところ 、
その日に限って愛犬の機嫌がいまいちだったのだそうです。
ところがいつもにくらべキビキビしないその子の態度に、
カリスマトレーナーは
「こういうときには人間の力を示さなければいけない!」と言って
仰向けにさせ、キャンと言うまでぎゅうぎゅう押さえつけたのだとか。
  結果、その子はそれまでにはなかった
失禁が始まったそうです。
カリスマトレーナーでも上下関係にあまりこだわりすぎると 、
こうした誰もが不信感を抱くような、
間違ったトレーニング法をとることもあるという好例でしょう。
え?その犬はどうなったかって?
飼い主さんの「一緒にいる時間をうんと増やす」
努力によって好転に向かいました。
そこで教訓!

信頼関係によるしつけを実践できるのは
   トレーナーではなく、あなた自身である。


規律と遊びのほどよいバランス

尊敬できる飼い主になれれば しつけは成功

にょっきにょき。なになに?!

それでは、望まれる犬との関係とはどういうものでしょう?
なかなか難問ですが、
それはボーイスカウトの活動のようなもの、
と言えばわかりやすいかもしれません。
飼い主はボーイスカウトという集団(群れ)の年長さんのリーダーで、
大きくあたたかく心やさしい「尊敬すべき対象」。
そして、そうした規律ある日々の生活の中で
ときには遊びやゲームを楽しみながら、
犬たちはリーダーとともに生きていくという形がベストでしょう。
規律と遊び、そのほどよいバランスが肝心だと思います。
逆にときに暴力をともなう過剰なしつけは「無理強い」となり
「おしつけ」になることを知っておきましょう。
  お仕事下さい。ERM
  躾けってそんなに大変なのでしょうか。
共存していく上でのルールを認識すれば
動物虐待もないのでは。
私はトレーニングに出さなければ
イケナイ人の心情があまり理解出来ません。
色々な理由があるでしょう、
一方的に言うのはいけませんが、
同居人、共に家族として生きることに主軸をおくと
問題はないと想っています。

またまたいいすぎかなぁ・・・  愛犬ジャジャ
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